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2017年09月

自分の氏名で商標登録出願する場合、同姓同名の人が生存していると、商標法4条1項8号の拒絶理由が通知されます。

商願2016-031002号もそういう出願でした。審査官は、検索エンジンで出願人の氏名を検索して、6つの例をしめしました。出願人側は、「審査官殿が例示なさったインターネット記事につき、出願人は、事実、様々な活動をしており、記載されている各会社の取締役に就任しております。」として突っぱねましたが、審査官は、拒絶理由の(5)に示した人物と異なるとして拒絶査定としました。

出願人側は、拒絶査定不服審判を請求し、「(5)の情報から、出願人と同一人物か否かを特定する手段はないし、出願人が特定する責任も法令上ないうえ、もしかすると(5)の人物は、出願人本人かもしれないし、著名性もないし、あるいは、(5)の情報の人物は拒絶査定不服審判請求時の生死は不明で確認する手段のない、としてさらに突っぱねました。

合議体は、NTT東日本、NTT西日本のハローページに掲載されている事実はないし、その他同氏名を有する実在の他人を特定し得る事実は発見できないとして、現査定を取り消す、本願商標は、登録すべきものとするとの審決をしました。

弁理士の数を増加させる一つの方法としては、書類上は代理人になっているが、出願件数などから考えると、特許庁の手続きの内容を知らないまま代理人になっているのではないかという疑惑をもたらしている事態を一刻も早く変えることではないかと思われる。

そもそも、このような事態をもたらしたのは、インターネット出願ができるようになって代理人本人でなくても、特許庁へ書類の送信ができるようになったためと思われる。また、本人でなくても同じように捺印できる判子の文化もあるのであろう。

そこで、弁理士の弁理士印を特許庁に登録するだけではなく、花押も登録すれば良いのではないだろうか。出願を行なった後には、書類上代理人になっている弁理士は「この出願について代理人であることに相違ない」との内容の手続補足書に、自分の花押を自筆し、特許庁は、花押が本人のものであるかどうかを判定し、登録された花押と同じかどうか怪しければその弁理士を呼び出して特許庁職員の目の前で花押を書かせるようにすれば良いのではないかと、思いついた。

酔った勢いでもないですけれど、

「以前勤めていた寺務所名」+「ブラック」

でググって見ました。すると、ページの下の "関連するキーワード" に、なぜか私の名前が出てきてしまいました。なぜなんですかね〜?

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